[コラム]BBQのススメ

コラム

私たち家族が帰国した後も、楽しかったボストンの思い出としてよく話すのがBBQです。


蚊もいないカラッとした気候の中でするBBQは本当に最高!!!


お気に入りの州立公園の水遊び場が5月下旬にオープンするのと同時に、

わが家のBBQシーズンもスタートします。

水遊び場の開放が終わるLabor Day(9月第1月曜日)まで、

お出かけ予定のない土日は、

友だち家族に声をかけて頻繁にBBQへ出かけていました。




ボストンにいる皆さんにもぜひぜひこのBBQを体験してほしい!と思い、

今回の記事では、

BBQをするときのタイムスケジュール、準備物、ちょっとした工夫などを

記憶をたどりながらまとめてみることにしました。



おすすめBBQ場

BBQをするときは子どものいる家族3〜5家族でワイワイ集まることが多かったので、

子どもが飽きずに過ごせて

見通しがいい十分なスペースがあって

トイレなどの施設が清潔で

それでいて、

大人も満足できる場所、

という条件が全て叶う

「Hopkinton State Park(ホプキントン州立公園)」に毎回行っていました。



こちらは本当に広くて、緑豊かで景色もいいところなので、

子どもは思いっきり走り回れるし、

大人は自然の中でリフレッシュできるし、

最高な場所です。

左が水遊び場、右の赤い建物がトイレ、その右側が駐車場、さらにその奥がBBQサイト



詳しい施設情報やその他のBBQ場は以下のページをご覧ください。





タイムスケジュール

私が何回かBBQをして、

ベストだと思ったタイムスケジュールをご紹介します。



8:00 現地到着・コンロとテーブルの確保

BBQは場所取りが最重要!!と思っているので、

8時の開場と同時に入れるように7時台には家を出ます(笑)


8時に着いても、お天気が良い日には、公園の入り口に列ができることもあります。


BBQサイトには無料で自由に使えるコンロと机がありますが、数に限りがあるので、

絶対に確保できるようにとにかく早く起きて、早く出るのが大事です。



私がいつも駐車していたのは、

BBQサイト・水遊び場・トイレがどれも近い↓この駐車場です。

入口を入ってとにかく奥へ奥へ進んで、突き当たりにある駐車場です。



車を止めたら、すぐに場所取りをします。

混んでいるときは、コンロや机は争奪戦なので、ひとまず誰かを駐車場から走らせます。

私はこういう類の場所取りが大好きで、

いつも率先して車から飛び出しました(笑)



参加する家族数にもよりますが、

3家族だと

2つコンロを確保して、

3つのテーブルを使うのがいいかなぁと思います。

1つは食材や荷物置きとして使って、

2つは食事用です。 



ベンチがくっついているタイプの机なので、大きな荷物が少なくて済むのも助かります。



コンロは埋め込んであるので移動できませんが、

机は自由に動かすことができるので、コンロの近くまで持ってきましょう。



これは完全に私の好みですが、

広いBBQサイトの中でも特におすすめの場所は、

赤線のライン上のコンロです。

赤線の部分は、ちょうど広い原っぱと林の境目になっていて、15時ごろまで日陰ができます。

林の中もいいのですが、

歩きにくかったり、

隣のグループとの距離が近かったり、

写真を撮っても木の影で上手く撮れなかったり、

子どもだけで林の中をうろうろするのが心配で大人の付き添いがいったりします。



赤線のおすすめの場所は、目の前が原っぱなので、子どもたちだけでボール遊びもできるし、

駐車場やトイレへもすぐ行けるので気に入っていました。

こんな感じの場所。左に林、右は広い原っぱ。



8:30 準備 周辺散策

準備は以下のことをしました。



□机にテーブルシートをかける。(野ざらしの机なので汚れています。洗うとドロドロになって大変なのでダラーツリーで購入したパーティー用のテーブルシートをかけてガムテープで固定します。)

□ゴミ袋を設置する。(ガムテープで机に固定しておくと使いやすい)

□火を起こす。(早く起こせる方は炭が勿体無いのでもっと後でも大丈夫!)

夫が愛用していた簡単に火が起こせるというチムニースターター!
本音を言うと、液体の着火剤ぶっかけた方が簡単で早い(笑)



子どもたちと一緒に準備するのももちろんいいのですが、

林や池があり散歩するだけでもとっても気持ちがいいので、

子どもたちと散策へ行く組と準備する組に自然と分かれていました。

散策中にお馬さんとバッタリ!



9:30 焼きそば作りスタート

ここからはわが家のパターンですが、

朝が早かった分、お腹が空くのも早いので、

11時前にはBBQを始めます。

ただ、先にお肉を焼き始めると、1回に焼ける量が少ないので、食べる気満々の子どもたちを長く待たせることになります。

次のお肉を待っている間にお腹がいっぱいになってしまい、結局あまり食べられないということが多々ありました。

なので、BBQが始まる前に焼きそばを大量に作っておきます。

もちろん焼きそばの具は全部家で下準備していきます。

焼くだけの状態に切っておいた野菜とウインナーと麺を炒めて味付けするだけにしておくと、荷物も手間も省けます。

焼きそば用の使い捨てアルミプレートが便利!

出来上がった焼きそばは食べずにおいておきます。



10:30 BBQスタート

ここからはパパたちがメインで、

次から次へとお肉や野菜を焼いてもらいます。


大きなお肉も、

タレ付きお肉も、

おしゃれBBQメニューも、

ウインナーを焼いてホットドッグも、

次から次にどんどんみんなの胃袋へ〜!


お肉を焼きながら初めに作った焼きそばも登場!





食材の量で迷う方もいると思いますが、

余った分は、最後にみんなで分ければいいので、

多めに持っていくのがいいかなぁと思います。

途中で食材がなくなっても近くに買いに行くところがないし、

一度公園を出てしまうと、また渋滞の列に並ばないといけないかもしれません。


12:00 水遊びスタート

一通り食べ終わったら、敷地内の溜池で水遊びをします。

浅い人工池なので小さい子もたくさん遊んでいますし、

監視台があって、スタッフの人がゆる〜く監視してくれる時もありました。

なぜか水が褐色ですが、子どもも大人も気にせず大喜びで遊んでいました(笑)



人が少ない時期はここでスイカ割りをしたこともあります。

アメリカのスイカは日本では考えられないくらい安いので、

砂だらけになって食べるところが少しになってしまっても許せます。



13:30 スモアスタート

水遊びが終わったら着替えて、BBQ最大のお楽しみでもあるスモアを作ります!

焼いたマシュマロをチョコレートと一緒にクラッカーに挟んで食べるだけなので作るというほどでもないのですが、

子どもたちはみんな大喜びで次から次へと作ってくれました。

長い竹串が大活躍!種火でも熱いので注意!



この日ばかりはたくさんチョコを食べてもOK!かな?




友だちはこんな楽しいデザートを準備してくれたこともありました!

炭酸飲料にメントスを入れて作る噴火型フルーツポンチ!

もちろん子どもたちは大喜び&大騒ぎでした(^^)



15:00 記念撮影

最後は、お決まりの記念撮影!

みんな最高の笑顔で、毎回撮る集合写真は私の宝物!



15:30 片付け・解散

余った食材をみんなで分けた後、荷物を片付けます。

大きなゴミ捨て用のコンテナが設置してあって、ゴミは捨てて帰れるようになっています。



この時間に片付けていると次にコンロやテーブルを使いたい人が近くで待っていることが多かったので、炭には水をかけずに譲っていました。



足が砂や灰でドロドロになるので、ペットボトルに入れて持参した水道水で足を洗いました。

網をざっと洗うときにも便利なので、

500mlのペットボトルを10本ほど持って行きました。




持ち物

毎回、以下のものをみんなで手分けして持っていきました。

食べ物以外
  • 網か鉄板(コンロには網がないので必ずいります)
  • マッチかチャッカマン
  • 新聞紙などの燃えやすいもの
  • 軍手
  • 着火剤かチムニースターター(火を起こす道具)
  • うちわ
  • トングや菜箸
  • キッチンペーパー
  • ゴミ袋
  • ガムテープ
  • 手拭きシート
  • テーブルシート(破れたり汚れたりするので使い捨ててもいいものだと便利)
  • カトラリー
  • お皿(風で吹き飛んでいくので、子ども用はプラスチック製がおすすめ)
  • 焼きそば用トレイ
  • スモア用の長い串
  • アルミホイル
  • コップ
  • 片付け用の水道水(ペットボトルに入れたものを10本)
  • 水着
  • 水遊びをする人の着替え
  • 水遊びグッズ
  • タオル
食べ物(例)
  • 肉(カットしてタレをつけてジップロックに入れたもの)
  • ウインナー
  • 野菜(カットしたもの)
  • おにぎり(各家庭で必要な分)
  • ホットドッグ用のパン
  • 焼きそば
  • お好みの果物
  • 飲み物
  • マシュマロ
  • チョコレート
  • クラッカー



お肉はいつも気に入って通っていたSomervilleのお肉屋さん「McKinnon’s Meat Market」で調達していました。

スーパーのお肉って、密閉してあって何か充填してあるのか、変な匂いがする気がしてあまり買っていませんでした。

こちらのお肉屋さんは、日本で売っているような方法でお肉が売られていて、匂いもしないし、

カルビなどの定番のものから、砂肝、ハツなど、いろんな部位が売っているので、

スーパーのお肉に満足できない方はぜひ!

↓この記事の6番目に詳しい情報を載せてあります。



最後に

最高な気候の中、

家族や友だちとするBBQは本当に最高で、今でも忘れられない思い出です。

まわりの方も、楽器を持ち込んで演奏したり歌ったり踊ったりと、

みんな思い思いに楽しんでいてその雰囲気も大好きでした。



BostonではBBQが大好きな私たちでしたが、

日本に帰ってきてから1度もしていません(笑)

蚊がいるし、ジメジメしていてする気にならなくて…



なので、普段アウトドアはあんまりしないという方も、

BostonでのBBQは本当に最高なので

家族やお友だちとぜひ素敵な思い出を作ってくださいね!

毎回子どもたち相手に本気の夫

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